筋トレ科学– category –
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【筋トレ科学】自分の「炎症」を見抜く――トレが“効く日”と“休む日”の分け方
先に結論 短期の炎症は味方:トレ直後の“ほどよい炎症”は修復と合成のスイッチになる。負荷刺激→mTOR活性→筋合成が上がる流れは定番です。Physiology Journals 慢性の炎症は敵:過剰・長期化すると筋分解↑、体重管理や健康にも悪影響(糖尿病・動脈硬化リ... -
【筋トレ科学】脂肪を落としながら筋肉を増やす「リコンプ」は現実的?――今日からできる3本柱
先に結論 できる人:筋トレ初心者/体脂肪が高めの人は達成しやすい。上級者でも**“筋量を守りつつ脂肪だけ落とす”**は十分現実的。 やり方の柱は3つ:① 全身法(フルボディ)で“毎回ぜんぶ”に軽く刺激② カロリー赤字は控えめ(目安:~500 kcal/日まで)... -
【筋トレ科学】トレーニー1%しか知らない“効き目を上げる絶対手段”——プレコンディショニング・プラセボ徹底ガイド
先に結論 「効く前提」を先に作る=プレコンディショニングは、通常のポジティブな声掛けより効果が大きい(d≈0.82)。小〜中等度の平均的プラセボ効果(d≈0.38)を一段押し上げられる。PubMedscholarworks.iu.edu やり方はシンプル:①正しい“効く根拠”を... -
【筋トレ科学】「1週間の休み(ディロード)」で筋肥大は止まる?──最新RCTの結論と、現場で使える最適解
結論からサクッと: 1週間の完全休止ディロードを9週間プログラムの中間に入れても、下肢の筋肥大(筋サイズ)には悪影響なし。 ただし筋力(等尺性・ダイナミック)は“やや”劣る結果。つまり、完全オフは筋力にはマイナス寄り。 実務では、“完全オフより... -
【筋トレ科学】筋肉痛を“1日で軽くする”科学——2018年ポワティエ大学メタ分析で判明したベスト3
先に結論 最有力はマッサージ。どの時間帯でも効きやすい“本命”です。PubMedPMC **6時間以内は軽い運動(クールダウン)**が効きやすく、72〜96時間では着圧ウェアがジワッと効いてきます。PMCFrontiers ストレッチは筋肉痛対策としては非推奨(可動域目的... -
【筋トレ科学】減量中でも筋分解を最小化させる方法 ~筋サテライト細胞を支配する~
先に結論 強度×ボリューム×継続でサテライト細胞(筋の幹細胞)が増え、ミオニュクリ(筋核)が増設されます。 エストフォルド大学を含む研究では、10週の筋トレ→16週デトレでも筋核は維持。再開後の反応土台になります。PubMed 減量期は**短い赤字(カロ... -
【筋トレ科学】筋トレのモチベを上げる7つのメンタル技——今日から“続く人”になる
先に結論 モチベは“気分”に任せず、仕組みで作る。効くのは、仲間・ご褒美・見える化・習慣化。研究で裏づけのある7テクニックを、今日からシンプルに使おう。 この記事はこんな人に 三日坊主で終わりがち。行くと最高だけど、行くまでが重い。難しい理屈... -
【筋トレ科学】筋肥大率が20%上昇する有酸素運動の取り入れ方 ~2022年 マクマスター大学~
結論 有酸素は、やり方次第で筋肥大の味方になります。ポイントは**「先に6週間の軽〜中強度サイクリングで“下準備” → その後に筋トレ」**。この順番だと、筋繊維サイズの伸びが上乗せされました(マクマスター大学の研究)。 どんな研究? 若年の男女を対... -
【筋トレ科学】週3回VS週6回の筋トレどちらが筋肥大を引き起こす?
「頻度は多いほど正義?」──答えは単純ではありません。筋肥大はまず総ボリュームの設計、筋力は強度の担保、維持は“強度死守”が要。健康・継続性の観点では、短時間×分割が効く。この記事では、頻度をめぐる代表的研究と実装を一つに束ね、“迷わない設計...
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