【論文で解説】“ケガを招きやすい”筋トレ種目と安全な置き換え——フォームと設定でリスクは減らせる

目次

先に結論(ここだけ)

  • トレ時間が伸びるほどケガは増えやすい(用量反応)。まずは安全設計>種目の数ingentaconnect.com+1
  • “危ない種目”はやめるより、やり方を変える可動域・グリップ・休憩で多くは安全圏に入ります。
  • 深いスクワットはむしろ有利(筋肥大・筋力・膝の力学)。中途半端な浅さが関節ストレスを高めがち。PubMed+1

危険度が上がりやすい“10種目”と安全な置き換え

1) ビハインドネック・ラットプルダウン

  • 何が危ない? 頭後ろに引くと外旋+水平伸展+頸部屈曲が重なり、肩前方構造にストレス
  • どう代える? ワイドグリップで胸前に引く(必要なら逆手)。EMGではワイド系>狭めで広背筋がよく働きます。PubMed+2Lippincott+2

2) レッグプレス“膝ロック”

  • 何が危ない? ロックで膝・腰に急荷重
  • どう代える? 膝は完全伸展の手前で止める骨盤をシートに密着可動域は痛みゼロ帯
  • 背景:**トレ時間↑→ケガ↑**のトレンド(行為量そのものがリスク)。ingentaconnect.com

3) ハーフ(浅い)スクワット

  • 何が危ない? 筋活動が抑えられる反面、関節圧縮が大になりがち。
  • どう代える? 深く(膝屈曲120°近辺)しゃがめる範囲で段階的に。前ももCSA・膝伸展筋力・ジャンプは深い方が優位。膝/腰の力学レビューでも深さ=即危険ではない。PubMed+1

4) デッドリフト“背丸まり”

  • 何が危ない? 腰部へ大きな機械的負荷反り・丸まりの両極端がNG。
  • どう代える? バーをスネ近くに、背中フラット股関節主導で。負荷は段階増加PMC+1

5) バーベル・ベントロー“振り引き”

  • 何が危ない? 反動で腰椎剪断ストレス↑
  • どう代える? 膝軽屈曲+体幹固定胸を張って肩甲骨から引く。疲れたらマシン/胸サポートローへ。

6) フロントレイズ“やりすぎ”

  • なぜ効率が低い? 三角筋前部ベンチプレス/ショルダープレスで既に高活動。前部単独の優位性は小
  • どう代える? プレス系を軸にし、必要時だけ軽重量で仕上げ

7) ベンチプレス“無警戒の高重量”

  • 何が危ない? 肩前方+大胸筋に高テンション落下リスク大胸筋断裂はベンチで多い。
  • どう代える? セーフティ設置/肩外転~45°/肩甲骨下制+ブリッジ変法による肩負荷差も報告あり。PMC+3Hospital for Special Surgery+3upload.orthobullets.com+3

8) ディップス“深すぎボトム”

  • 何が危ない? 肩伸展の終末域+外旋+荷重の組合せ前方組織にストレス
  • どう代える? 可動域は胸が軽くストレッチする手前で止めるアシストや足接地から。肩伸展はおおむね50–60°が目安(個体差あり)。PMC+1

9) 懸垂“反動まかせ&落下局面フリー”

  • 何が危ない? 高挙上+急減速肩峰下スペースを詰めやすい。
  • どう代える? 降ろし2–3秒の管理チンニングアシスト自重加重へ段階進行。テクニックにより肩負荷が変わる報告。Diva Portal

10) “オーバーリーチング”のまま突っ込む

  • 何が危ない? 無自覚の出力低下フォームが崩れケガ誘発
  • どう代える? 睡眠/気分/成績/痛み自己スクリーニングで**小休止(デロード)**を挟む。

今日からの“安全テンプレ”(コピペOK)

  • 可動域深いスクワット股関節主導で可動域を伸ばす(踵が浮くならカカト微高)。PubMed
  • グリップ:ラットプルはワイド+胸前、必要なら逆手PubMed
  • 補助セーフティバー(ベンチ/スクワット)とアシスト装置(懸垂)は常用
  • 進め方+1レップ or +1.25kgの微増。疲労強→デロード
  • 時間長時間=リスク↑種目を絞って質>量で。ingentaconnect.com

References (English, with links)

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